養生訓 常に中庸を心掛けましょう


久しぶりの養生訓です。貝原益軒の養生訓、最初の方はネットで原典とかを調べていましたが、最近は斎藤孝さんの「図解 養生訓」を参考にしています。以前ご紹介したものも含まれていたので、念のため確認しましたが、とくに間違った解釈も無かったので、安心しました。(^^; ちなみに養生訓の分と訳は斎藤孝さんの著書を参考にしていますが、それ以外の解釈は私個人のものです。


さて今日ご紹介するのは、巻第三の24から


「飲食十分に満足するは禍の基なり。

楽しみの極まれるは悲しみの基なり。」


というものですが、いつも美味しいものばかり食べまくっていると不幸になる。楽しみの絶頂は悲しみの始まりである。という意味になります。


解説は不要な内容ですが、改めて考えてみると、どちらも同じ内容ですね。飲食の満足というのも楽しみですし、悲しみとは不幸です。

おそらく東洋医学を勉強した益軒は養生に反した生活をして不幸にも病気になってしまったり、結果として短命に終わったりする多くの人を何とか救いたかったのでしょう。


重い病気に罹ってしまうと、もちろん本人の生活の質が著しく低下しますし、周囲の家族も心身ともに不幸になってしまいます。特に益軒の生きていた時代の医療や衛生環境は今と比べると大変お粗末なものであったはずです。逆に環境毒が現代よりも少ない事を考えれば、少しの注意で健康な生活が営むことができたのかもしれません。