足湯の効能
古い暦に二十四節気というのがありますが、それでいうと今は「大雪」という時期になるそうです。その二十四節気をさらに3分割した七十二候でいうと今日から5日間は「熊穴にこもる」ということになります。どちらにしても本格的な冬ということですが、風は強かったものの、日中は暖かくて作業していると汗ばむほどでした。
冬は冬らしいのが良いとはいわれますが、やっぱり温かいほうが好きです。それに暖房費が安くつきますしね。(^^;
これから本格的に冬らしくなってくると思うのですが、気温が低くなるとどうしても身体が冷えます。身体が冷えると血流が悪くなり体内の老廃物がたまりやすくなります。これが病気の原因になるわけです。人によって部位は違いますが身体の中には強い部分と弱い部分があって、時期によってその部分は変化していきます。そして相互に補填しあって全体的なバランスをとって健康状態を保っているのです。でも冷えによって弱い部位が復活できないほどのバランスを崩されてしまうことがあるんです。
つまりできるだけ身体から冷えを追い出そうということです。どうすれば良いのかというと、お腹から下を温める事です。特に足が冷えると下半身の老廃物を排出することが困難になり、その状態がつづくと元の状態に戻すのに非常に時間がかかるようになります。もちろん腰が悪い人は腰を温めると具合が良くなりますよね。
私の体験からも足先が冷えている人が非常に多いようですが、厚めの靴下をはいてレッグウォーマーをするのが良いと思います。そして腹巻をしてお腹を温めると逆に脚もあたたかくなり、心身共に軽やかな気分になります。
内臓と心というものが直接関連している事は科学的にも解明されつつあるようですが、東洋医学では大昔から内臓と心の関係についてといています。
なので冷えがとれると気分も良くなるんですね。