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時間が経つのが早いですね!

執筆者の写真: 阿木一浩阿木一浩

時間の経過が早いと感じる件について2月に別のブログで次のようにお話しました。

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・・・・何かの本か雑誌で見た事がありますが、ひとつは、代謝のスピードがその人の個人的な時間感覚を決めるというもので、一般的に若い人ほど代謝のスピードは速く、歳をとるにつれてスピードは落ちてきますね。今の世の中は若い人中心ですから、年寄から見れば社会はスピーディーに感じるというものです。

もうひとつは、心理学の法則で「ジャネーの法則」というものがあります。年を取るにつれだんだん時間が早く感じられるというものですが、例えば10歳の子供にとっては、1年は10分の1もあります、それに比べて50歳の人にとっての1年は50分の1でしかありません。 10分の1 > 50分の1 明らかに50歳の人の1年の方が短いですね。また年齢を重ねるにつれて、いろんな経験を積み、一定の時間内で処理できる事の数も増えてきます。例えば会社で新人が1時間かかる仕事でも50歳のベテランなら10分でできるとか、仕事という観点からみても、新人の時間より熟練者の時間の方が短いのです。

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昨日ネットニュースで見たのですが、もう一歩踏み込んだ内容の記事がありましたので紹介します。

デューク大学のBejanという教授が3月20日に発表した論文だそうですが、要約すると、時間が経つのが早いと感じる現象は、もちろん老化が原因であると。どのような肉体的変化が原因であるのかというと、脳内の神経細胞が年齢を重ねるとともに複雑になって電気が流れる経路が長くなる。それが劣化してくると今までスムーズに流れていた電気信号が流れにくくなるという事らしいのです。簡単にいうと頭の回転が遅くなるということでしょうか。若い時は100考えていた事が、歳を取って60くらいしか考える事ができなくなったとか。(考えるというのは具体的な課題について考えるという意味ではありません。単なる数字的な表現です)


教授によると「人の精神は、受け取るイメージが変化したときに時間が変化(経過)したと感じます。 精神的な映像が変わると時が流れたと感じるのです。 若い頃は1日のうちに受け取るイメージが多いため1日を長く感じるのです」

以前の説明より、原因がハッキリしてきました。こんなことを知ったとしても生活には何のメリットも影響もないのですが、子供の頃から漠然と感じていた疑問が少し解決したような気がして、なんか得した気分です。

参考文献:健康新聞(アプリ版)

開花しだしたソメイヨシノ

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